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2018-11-23

留学生は海外旅行保険に加入しないといけないの?

留学の準備がすすんでくると、加入を迫られる海外旅行保険というものがあります。カウンセリングの段階からチラチラ見えているときもありますが、いざ検討するとこれがけっこうな金額になるんです。
 
でも、はじめて検討する人などは、どんなものなのかもよく分からない状態で高い金額を払う決心がつかないですよね。
これ、ほんとうに必要なの?とか、どうにか加入しないでいけないかなという考えが頭をよぎってしまいます。
そんな海外旅行保険の全体像や、どうやって選んだらいいのか、費用を抑える方法などをお伝えしていきたいと思います。
 
 

海外旅行保険って何?本当に加入しないといけないの?

結論から言ってしまうと「必須」だと思います。
留学生活中や行き帰りの道のりでは何があるかわかりません。

病気になったり、ケガをしてしまう。
ひったくりにあって荷物を取られたり、持って行ったパソコンを壊してしまう。
他人にケガをさせてしまったりして治療費を払えと言われたり。
物を壊して賠償しろと迫られてしまうこともあるかもしれません。
 
こうした賠償トラブルや盗難にあってしまった時に、自分で解決していくのは至難の業です。さらに、海外ではケガや病気で病院に行った時の治療費を全額自分で負担しないといけません。
 
日本では、みんな健康保険or国民健康保険に加入しているため、費用の3割だけ負担している感じです。それを全部自分で払わないといけないのが海外です。治療費だけでなく救急車など使えば、それも全額請求されます。ひどいときは何百万~何千万円という話も、実際に起こっているんです。
 
こうした事態になった時の対応は、基本的に自己責任なので自分でやる必要があります。海外旅行保険は、こんな予期せぬトラブルに備えることができる重要な保険なんです。だからこそ、海外旅行保険への加入は必要だといわれています。
 
また、留学生を受け入れる語学学校も、生徒がトラブルで授業を受けられなくなったり、帰国しないといけなくなるなども望んでいません。どこの企業も、留学生が楽しく海外での生活をして、目標を達成してくれることを考えています。だからこそ、多くの語学学校や留学エージェントで、海外旅行保険の加入が受入の条件となっていたりするんです。
 
 

海外旅行保険の補償内容

それでは、海外旅行保険はどんな内容の保険なのでしょうか?
 
一言でいうと、「海外で病院に行ったり、トラブルに備えるための保険」です。補償の内容は、大きく下記4つに分かれるのが一般的です。
それぞれどんなもので、どうとらえたらいいのかも含めてご紹介します。下記4つがメインの補償なので、それぞれいくらくらいの補償が必要かを考えてプランを選んでください。

死亡・後遺障害
治療費
賠償
荷物

 

■死亡・後遺障害

万が一の時の補償です。
病気や事故で自分が死亡してしまった時に、決まった金額が支払われます。
残された遺族のためのお金になるので、葬儀費用などに使うことが多いです。

死亡補償だけを考えると、一家の大黒柱などでなければそこまで大きな補償は必要ないのが一般的です。
後遺障害をメインに考えると、若い人でも一定の補償があってもいいと思います。

■治療費

ケガや病気で治療を受けたときの補償です。
治療費や、救急車の費用、万が一の時の遺族の交通費などが支払われます。

これがもっとも大事な補償です。
保険金額として、1000万限度、2000万円限度、無制限など、プランによって異なりますが、問答無用で無制限がおすすめです。
保険料の負担が厳しくなければ、無制限を選びましょう。
 

■賠償責任

他人の物を壊したり、誰かにケガをさせてしまい、賠償責任を負った時の補償です。
保険料は高くないので、1億円で加入されることがほとんどです。

注意しなければならないのは、現地で自分でアパートやシェアハウスを借りる場合です。
賠償責任の特約は、「通常用」と「長期用・留学生用」といわれる2タイプあります。

この2つは補償範囲が違っています。
簡単に行ってしまえば、通常の賠償責任では、借りたアパートへ被害を与えたとき(漏水、火災など)の補償ができません。
そのため、現地でアパートを借りる場合は、「長期用・留学生用」などと記載されているタイプを必ずお選びください。
ホームステイや学生寮に滞在するなど、自分でアパートを借りない場合は、不要な補償がついている感じになるので、「通常用」で問題ないです。
ただ、保険会社によっては、31日以上は「長期用・留学生用」しか選べないこともあるので、その場合は「長期用・留学生用」を選んでください。
 

■携行品・生活用動産

自分の荷物の補償です。
ひったくりにあってしまったり、落として壊してしまったり、火災にあって燃えてしまったなどの場合に補償されます。
 
この荷物の補償も、「携行品」と「生活用動産」という2つのタイプがあります。
賠償責任と同じ考えで、アパートやシェアハウスを借りるかどうかで、どちらを選ぶか変わってきます。
携行品という特約だと、借りたアパートの中で起きた被害は補償できないんです。
ホームステイや学生寮、ホテルに泊まる場合は「携行品」で問題ないです。
そのため、自分でアパートやシェアハウスを借りる場合は、「生活用動産」と記載されているタイプをお選びください。
 
 

■その他特約もある

あとは、オプションで細かいものが付けられます。
家族の危篤などでいったん帰るときの費用をだす緊急一時帰国費用や、歯の治療費を一部補償する歯科治療費用など会社によって用意があります。このあたりは、個人によって必要性も大きく異なるので、保険の営業さんに相談してもらうのがいいと思います。
 
 

選択肢は何があるの?

では、海外旅行保険がどんなものか分かったところで、留学生は海外旅行保険にはどうやって加入したらいいのでしょうか。方法としては、おおきく2つの方法があります。

1:保険会社に申し込む
2:クレジットカード付帯の保険を使う

それぞれ、どんな状況の人が選んだらいいのかなどをご紹介していきます。
 

1:保険会社に加入を申し込む

近くの保険代理店か、ネットで直接申し込みをすることで加入できます。
保険料やプランは、会社によってさまざまです。
だいたいは、決まったプランの中から、補償内容や保険料から選んでいくような感じです。
会社によっては、多少自由にプランを組めるところもあります。
 
■3ヶ月までならネット加入がおすすめ
留学期間が3ヶ月までの人は、ネットから申し込みをしてもらうのがおすすめです。
ネットで契約すると、たくさん割引がされているので何より安いです。
また、ネットで完結した段階で、加入証明書が発行されるので出発の直前でもOKです。
 
注意点は、支払が主にクレジットカードでの支払になります。
カード持っていない方は、ご家族などに契約者になってもらい、被保険者(補償を受ける人)に留学する人を設定しましょう。
【ネットで申し込みできる保険会社】

■3ヶ月~1年の場合はネットか代理店どっちもOK
留学期間が3か月から1年の人は、ネットでも代理店でも申し込みができます。
だからこそ、このあたりの人が一番保険を選ぶのに迷うと思います。
ただ、3ヶ月以上でネット契約ができる会社は、下記の3社なので少しは選択肢が絞れるかなと思います。(2018年11月1日現在)
 
JIタビホ(1年まで)
AIG(1年まで)
日新火災(6ヶ月まで)
 
■1年以上の場合
留学期間が1年を超える場合は、ネット契約ができないので保険代理店で申し込みをすることになります。
さらに、保険会社ごとに最長2年までしか契約できないなど制限があったりします。
長期の方は、VISAの関係で保険加入が必須であったり、いろいろな事情があると思います。
各保険会社の引受制限などは出回っていない情報なので、ネットで調べてもなかなかでてきません。
ささっと保険代理店に確認してしまうのが手っ取り早いと思います。
 
■どの保険会社がおすすめなのか?
じつを言うと、保険料は各社決まっているので、保険料が安い保険会社、高い保険会社というのがあります。
同じような補償内容でも、比較すると倍以上保険料が違ってくることもあるのが実際のところです。
 
では、どこの保険会社が安いのでしょうか…。
どこが安いかは、大人の都合(保険の法律に触れてしまうの)で残念ですがここではお伝え出来ないのです。すみません。
気になる方は下記までお問い合わせください。
【留学保険比較】
 
 

2:クレジットカード付帯の保険を使う

クレジットカードのなかには、海外旅行保険がサービスでついているものがあります。
ついている場合は、保険会社の保険に申し込まなくても、カード付帯の保険を使うことができます。

ただ、注意点があります。
ぼんやり「なんかついてるっぽいから大丈夫!」と思っていると、いざ使いたいときに使えなかったということがおきますので、下記を事前にしっかり確認してください。
 
■自動付帯のカードを選ぶ
クレジットカード付帯の保険には、利用の条件があります。
基本的には「利用付帯」と「自動付帯」という2種類に分かれ、違いは下記になります。

利用付帯 → 留学費用をクレジットカードで払ったりしないと保険が使えない
自動付帯 → 持っていれば保険が使える

ご自身の持っているカードが、自動付帯であれば、持っているだけで補償されるので問題ないです。
しかし、利用付帯のカードだと、カードで費用を払っていないと、持っていてもぜんぜん役に立たないのです。
 
■保険期間を確認
クレジットカード付帯の保険には、補償する期間があらかじめ決まっています。
ほとんどの場合、「日本の家を出発してから3ヶ月」が補償の対象です。

3ヶ月を超えている状態で、事故にあった場合、たとえ自動付帯のカードでも使えないので注意が必要です。
「ばれなきゃいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、パスポート見たら一発で分かりますのでちゃんと確認してください。
 
■保険金額を確認
クレジットカード付帯の保険の弱点になることがある部分です。
補償は最初から決まっていて、変更できません。
そして、保険金額は少額であることがほとんどです。
治療200万までなどのケースも多く、保険を知っている側からみると心もとなくてそわそわします。
補償重視で保険に入りたい人にはおすすめできない補償になっていると思います。
 
■使い方を確認
これもかなり大事です。
いざ使おうと思っても、どうやって使ったらいいかわかんない人が結構います。

だいたいカスタマーセンターなどに電話して対応してもらうのですが、電話番号がしらないと電話できません。
元気ならいいですが、事故で大けがしたりしてる時や、ネット環境にいないときに、調べるのはできないと思ってください。

何かあったら、ここに電話したらいいということを事前に確認しておくのが大事です。
 
 

■おすすめはエポスカード

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードは探すとたくさんあります。
すでに持っているものでもいいですが、あたらしく作るのであれば、エポスカードがおすすです。

理由は、年会費無料ですぐ作れるからです。
さらに保険以外にもいろいろ割引特典がついてるので、普段の生活でも十分使えます。
通常のエポスカードでも十分ですが、ゴールドカードにすると補償もサービスも手厚くなるので、検討してもいいと思います。
カードの細かいことは下記をチェックしてみてください。



 
  

まとめ

選択肢はたくさんありますが、基本的には留学期間をもとにして、保険会社にするかクレジットカード付帯にするかを選んでもらえればと思います。

ただ、渡航する国や語学学校によっては、保険の補償内容を指定しているところもあります。
例えば、ニュージーランドは治療費無制限の保険でないと認めてくれません。
個々の条件については、語学学校や留学エージェントにしっかり確認していただければと思います。
 
一般的な検討のパターンとしては、下記のような感じで検討しみてください。
 
・クレジットカード付帯の保険でもOKな人
留学期間が3ヶ月未満
補償内容はほどほどでもいい
費用をかけたくない人
 
・保険会社に申し込んだ方が良い人
クレジットカードを持っていない
留学期間が3ヶ月以上
費用をかけても良いから、手厚い補償が欲しい
 
海外旅行保険は、正直じみーに手痛い出費だと思います。
でも、何かあった時には保険料以上の活躍を必ずしてくれます。
留学広場としては、治療費無制限の保険に加入してもらうのをおすすめします。
しっかりと検討して加入してください。


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