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2019-02-28

留学できる国、都市はどこがあるの?どうやって決めるの?

留学に行くことを決めたとして、どの国に留学に行くのが良いのでしょうか?
世界には留学できる国はたくさんあります。ネットや本で色々と調べたりするうちに、下記のような疑問や悩みを持つことが多いのではないでしょうか。
 
自分にあった留学先はどこ?
一番効果のでる留学先は?
治安も良くて費用の掛からない留学先は?
はじめての留学だとどこに行くのが良い?
みんなが行っている人気のある留学先は?

 
 
多くの方が、留学というはじめてやることで、行ったことのない国に行こうとしています。それはもう迷いますよね。何が正しいのか、どんな基準で選んだらいいのか、全部分からないというのが当たり前だと思います。こうした質問に答えるために、留学広場としてご相談いただいた時にお伺いしているのは下記の3点です。
 
1:留学の目的はなにか?
シンプルに「何のために留学に行くのか」です。この何のために留学するのかで、方向性は決まってきます。例えば、語学留学であれば、目的の語学を母国語とする国に留学するのは当然ですね。英語ならイギリス、アメリカ、カナダなどが候補にあがってきます。フランス語ならフランス、イタリア語ならイタリア、ドイツ語ならドイツですね。
 
2:現在の英語レベルはどのくらいか?
あくまでも目安ですが、その人の英語レベルによっておすすめできる国というのがあります。ものすごく大雑把な例を出すならば下記のようなイメージでしょうか。
 
・初級者
フィリピン(マンツーマンで会話のレベルアップや苦手克服におすすめ)
カナダ(聞き取りやすい英語と、住みやすさ、留学生の多さや多国籍を受け入れてくれる雰囲気)
・中級者
オーストラリア、ニュージーランド(やや発音のクセがあるので、初心者だと慣れるのに時間かかるかも)
・上級者
アメリカ、イギリス(日本語の情報がほとんどない。ある程度喋れるとすごい楽しい)

 
上記は「一般的な傾向としておすすめしやすい」というだけのことなので、必ず上記の中から選ばなければいけないわけではないです。初心者はアメリカやイギリスに行ってはいけないということではないですが、それなりに留学前に準備は必要になってくるかと思います。また、上級者がオーストラリアやカナダに行ってはいけないわけでもないので誤解しないでください。留学の目的や下記の興味によって選んでもらうことの方が大事だと思います。
 
3:行ってみたい国や見てみたい観光地はあるか?(興味があること)
それぞれの国には、たくさんの世界遺産や観光地があります。「アメリカのディズニーランドに行ってみたい」「イギリスが大好きなの!」「あの映画のロケ地に行ってみたい」「ニューヨークに住んでみたい!」「大自然を満喫したい!」とかでもいいと思います。自分なりに興味が持てることを見つけてみるのも大事です。
 
どのくらいの期間留学するのかや、選ぶコースによっても自由に行動できる時間は変わりますが、学校だけに収まっていてはもったいないです。街を散策したり、アクティビティに参加したりして、海外での生活や体験をしてもらうことも留学の大事な要素です。

また、国によって経済レベルも違っているので生活水準もまちまちです。いわゆる先進国は学校や滞在先もキレイであったり、鉄道やバスなど交通も便利なことが多いです。アジアの国などは欧米に比べると施設面などは少し古いことなどもあるので、どんな生活をすることになるかも明確にしておくといいと思います。
 
さらに、大都市と地方都市の違いもあります。日本で例えると、東京23区に留学したいのか、大阪や名古屋、仙台や福岡に留学したいのかというようなイメージです。どちらもそれぞれのメリットデメリットがあるので優劣は特にないです。自分はどっちが過ごしやすいのか、行きたい観光地に近いなどで選んでもらうのがいいと思います。
 
 

■第二言語が英語の国

世界には、母国語と異なる言語を第2国語とする国や、長い歴史のなかで英語やフランス語、スペイン語などが生活の場面で使われている国があります。
 
例えば、フランス語はアフリカ圏で多くの国で使われています。フランス語学校も多く、治安の良いモロッコやセネガルなどへ、フランス語留学に行く人もいます。英語では、費用が安いことや現地の生活体験、世界遺産を見たい等の理由で、フィリピン、バリ、フィジー、マレーシア、インドといったアジア圏の国々への英語留学も盛んになってきています。
  
英語を母国語とする国以外をご案内すると「訛りが心配」という人もいます。よくインターネットなどでも目にするので心配になる人も多いと思います。正直に言って、訛りがあると言えばあります。ぜんぜん無いですよ!とは言えません。そのため、フィリピンなどに留学する場合は、学校を選ぶときに先生たちに訛りが無いように教育したり、レベルの高い先生を雇っている学校を選ぶことはポイントになってきます。
 
ただ、アメリカやイギリスであったとしても、場所によっては訛りはあります。日本の中でも、北海道、東京、大阪、福岡では微妙に言葉が違ってるような感じです。アメリカだから、イギリスだから大丈夫という訳ではないです。よっぽど「キレイな発音を学びたいんだ!」という場合などでなければあまり神経質にならなくても良いのではと思っています。
 
 

留学できる国と基本情報

留学先の国・都市を選ぶためのポイントをお伝えしました。しかし、具体的にはどの国に留学できるのでしょうか。一般的に人気の国はどこなのかや、それぞれどんな国なのかが分からないと選ぼうにも霧の中を歩く感じになってしまいます。留学先の国によっても、学校のある都市によっても、その国の歴史や社会、自然、そして人々の暮らしぶりに違いがあります。留学広場では、実際に下記の国に留学・視察に行ってきました。国ごとにご紹介しますのでご参考にしてくだい。

■留学できる国の例
・北米
アメリカ カナダ
・ヨーロッパ
イギリス アイルランド マルタ
・オセアニア
オーストラリア ニュージーランド
・アジア
インド スリランカ マレーシア フィリピン インドネシア 南アフリカ
 
 

■アメリカ


 
■どんな国?
政治、経済、文化とあらゆる面で世界をリードする国です。
 
人種の坩堝といわれるように世界各国からさまざまな人々が集まり、多様・多彩な文化が渾然と存在しています。大都市はまさにコスモポリタン。自由で活気にあふれ、語学のスキルアップと同時にさまざまな国の人たちとの交友でグローバルな感覚を磨くことができます。
 
将来に希望を持って積極的にチャレンジしようとする人にはアメリカは最適な留学対象国でしょう。標準時間を4つも持つ広大な国土に州立、私立の4,200校もの大学があり、大学が運営する語学学校も少なくありません。私立の語学校には海外にも教室を持つ大規模な学校があります。また、大学キャンバス内に語学学校が多いのもアメリカの特徴でしょう。

アメリカにはヨセミテ国立公園、イエローストーン国立公園などの自然世界遺産が12件あります。自由の女神像、シャーロッツビルのモンティセロとバージニア大学などの世界文化遺産が10件、それにハワイの海洋保護区パパハナモクアケアなどが複合遺産として登録されています。

 
■主な留学先の都市
ニューヨーク
語学学校の多い地域をあげると、まず、最先端を走るコスモポリタン、ニューヨーク。多様な文化が渦巻き先鋭的な美術も演劇も音楽も肌で経験できます。
シアトル
高学歴の割合がアメリカナンバー1というシアトル。
ハワイ
勉強と余暇の両立を図るハワイ。
サンフランシスコ
シリコンバレー、学生の町バークレーをエリアにもち、しっかり勉強したい人に最適な環境のサンフランシスコ。
ロスアンゼルス
街の中心地からビーチ近くの学校、あるいは規模の大小と多彩な学校が選べます。
ボストン
アメリカ建国ゆかりの環境でアメリカ文化に触れるボストン。
マイアミ
リゾート地でありながら日本人が少なくしっかり勉強して休日にはリゾートを満喫したいという人にはマイアミ。
 
 
◎英語大好きユージの短期決戦(コラム)
サンフランシスコのダウンタウン中心部のホテルに滞在して1週間の超短期留学。
学費・教材費・ホテル代・航空券代・観光費用など全部合わせて28万円。
ビジネス英語の授業は本番さながらの面接・プレゼンテーションの密度の濃い練習。
母国語・遅刻の禁止は授業環境に効果的、しかし雰囲気はフレンドリーでした。
ビジネス英語の授業で、アメリカの履歴書には写真不要、生年月日は書かないと教えられ驚きました。
 
 

■カナダ


 
■どんな国?
“モザイク国家”といわれる他民族国家です。
さまざまな国からやってきた人々はカナダ人である以上に出身国の文化、習慣、言語までひきずっているといわれます。英語とフランス語が公用語とされる“バイリンガル国家”で、連邦議会ほかの公的機関でも英仏2か国語が平等に扱われています。なかでもケベック州はフランス語を唯一の公用語としています。
 
カナダの国是は「GLOVAL VILLAGE(世界の田舎)」です。人々は広大な国土にゆったりと流れる時間に身を任せて生きている、そんな雰囲気が感じられます。初めての留学先にカナダを選ぶ人が多いのはそうした理由によるのかもしれません。教育水準が高く教育機関の間に格差が少ないことも留学には好条件です。

■主な留学先の都市
バンクーバー
西海岸のバンクーバーは雄大な自然と融合した都市で、世界でも住みやすい街として留学生にも人気があります。
トロント
カナダ最大の都市であるトロントは多くの企業が集まり、カナダ経済の中心都市。洗練された都市の雰囲気を持ちながら、ナイヤガラの滝をはじめ雄大な自然が楽しめます。
モントリオール
「北米のパリ」といわれるのがケベック州のモントリオール。洗練されたヨーロッパ風の町並みが美しく、フランス語の看板があふれています。200年近い歴史を持つモントリオール・ノートルダム大聖堂は色彩豊かで精妙な内装が町の歴史を物語っています。

◎英語大好きユージの短期決戦(コラム)
カナダの「西の玄関口」バンクーバーは港町。至近に山が迫り、洗練された街並みが美しく世界有数の住みやすい街といわれます。
街の中心のホテルに2週間宿泊し、学費(入学金・学費・教材費)・ホテル代・生活費・航空券代で45万円也。
「English Only」つまり母国語厳禁でブラジル・日本・韓国・中南米・中近東からの留学生が熱心に学んでおりました。
 
 

■イギリス


 
■どんな国?
歴史と伝統を誇る国です。
ヨーロッパをはじめ世界中から多くの留学生を集めています。イギリスの正式名は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの王国で形成され、それぞれが独自の歴史と文化を持ち、英語も微妙に違います。
 
“標準英語”といわれるのはBBCなどで流れるRP(Received Pronunciation)。王族の発音として知られ、国際的に認められていますが使用する人々は少ないですね。イギリスは政治、経済、金融、文化とさまざまな面で世界に影響を与える国のひとつです。
 
■主な留学先の都市
ロンドン
近年ではファッションやデザインといったアート系の拠点のひとつとされ、広く留学生を集めています。ロンドンには大英博物館をはじめロンドン塔、バッキンガム宮殿、ウエストミンスター寺院など多くに観光スポットがあります。
オックスフォード ケンブリッジ
地方都市は落ち着いた環境にあって「学ぶ」には最高の環境です。
 
◎英語大好きユージの短期決戦(コラム)
ロンドン北部の閑静な住宅街マスウェル・ヒルでの2週間の語学留学。
小規模な語学校でヨーロッパを中心に中東、日本、アジアからの国際色豊かな生徒。
レスター・スクウェアやピカデリーサーカスなどの名所を巡る「街歩き」授業はまるで観光ツアー、生徒たちは大喜びでした。
入学金・学費・教材費・ホテル代・航空券代・生活費で約38万円也。
 
 

■アイルランド


 
■どんな国?
ほぼ北海道と同じ大きさのアイルランド島の約6分の5を占める立憲共和国。北東部6州はイギリス領北アイルランドです。帰属をめぐるイギリスとの対立、抗争は1998年のベルファスト合意により沈静化して治安は安定しています。気候は温暖なメキシコ湾流と大西洋からの偏西風による安定した西岸海洋性気候で、夏は涼しく冬は高緯度の割には寒くありません。「聖者と学者の島」と呼ばれるアイルランドは、欧米では伝統的な教育国として定評があります。設備の整った大学、語学学校が多数あり、海外からの留学生を積極的に迎え入れています。フレンドリーな国民性と独自の文化に魅了されて何度もアイルランド留学を繰り返す留学生が数多くいます。
 
歴史的な建造物やコーズウェイ・コースト・ウェイなどの観光地が知られています。どんな小さな街にもあるアイリッシュ・パブには、毎夜地元の老若男女が集い、伝統音楽・ダンスを楽しんでいます。アイルランドを肌で感じるには一番のところです。
 
■主な留学先の都市
ダブリン
首都ダブリンは政治、経済、交通、文化の中心都市で、近年、IT、製薬、観光、金融などの企業進出で急足な発展を見せていますがコンパクトで生活しやすい落ち着いた街です。語学学校は、日本人留学生が少ないうえに同じ言語を話す生徒を一定量集まらないようにクラス編成が配慮されています。
  
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
ダブリン中心街の英語学校に1週間の超短期留学。学費、生活費、ホテル代、航空券代などで約25万円也。イタリア、スペイン、フランス、スイスなどのヨーロッパからの生徒がほとんどで、日本人留学生はほとんどいないうえに、同じ言語の生徒が集まらないようなクラス編成。趣味や週末の過ごし方といったテーマでの生徒同士の会話から引き出される問題点の解説は有意義でした。
 
 

■マルタ


 
■どんな国?
マルタ共和国はイタリアの南、地中海の真ん中に位置し、東京23区の半分ほどの面積の小さな島国です。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の三島からなり、地中海の真っ青な海と複雑な海岸線が美しく、中世ヨーロッパを彷彿させる街並みは多くのヨーロッパ観光客をひきつけています。古代から地中海交易の中継基地として栄え、数多い遺跡群は世界文化遺産となっています。
 
英語学校にはスイスやドイツ、フランス、スペインなどヨーロッパ各国からの留学生が8割を占め、アジア人は少ないです。
旅行感覚のショートプログラムから3ヵ月、半年といった長期留学、そして30歳以上限定、50歳以上限定のコースといったシニアコースもあります。
授業を終えた午後、一歩街に出れば石造りの街並みの静かな佇まいに癒され、海岸に出れば真っ青な海、それに海の幸豊かな地中海料理と、マルタは語学留学の穴場です。
 
■主な留学先の都市
セントジュリアン
リゾートの中心地で、ヨーロッパからの観光客や留学生で活気のある都市です。紀元前2,500年にさかのぼるといわれるハル・サフリエニの地下墳墓、16世紀オスマントルコと攻防戦を繰り広げた「城塞都市」首都のヴァレッタ、そして新石器時代の巨石神殿シュガンティーヤ神殿と、興味深い遺跡が数多くあります。イギリスから独立した歴史をもつマルタの公用語は英語とマルタ語です。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
人気のセントジュリアンのホテルに泊まり1週間の超短期留学。
学費、生活費、ホテル代、航空券代、ホテル代などで約19万円也。
有名なリゾート地でマリンスポーツが盛んなマルタの語学校でダイビングのPADIライセンスを取得できるプログラムがあって驚きましたね。
もっとも私は“30歳以上限定コース”でしたし、50歳以上限定コースもあって、教室もラウンジもさすがに落ち着いた雰囲気でした。
 
 

■オーストラリア


 
■どんな国?
オーストラリアは日本との交流が盛んで親日派の多い国です。
日本との時差が東部のシドニーでプラス1時間、西部のパースでマイナス1時間と時差ぼけの心配がない距離ですが、南半球ですので四季は正反対。広大な国土は地域によって気候が異なり、亜熱帯の北部は1~3月は雨季になりますが、温帯の南部は1年を通じて快適な気候が続きます。多くの移民を受け入れてきたオーストラリアは他民族・多文化国家です。さまざまな文化の溶け合った独自の文化を作り上げています。
 
ホームステイや農場に生活の場を置くファームステイを通じて多くの人たちと触れ合うなかで得られる経験は、日本では経験できない貴重な財産になるでしょう。
多くの留学生が豊かな自然に恵まれて「時の流れがゆったりしており、リラックスして勉強できた」「暮らしやすかった」と評価しています。オーストラリアは各都市に語学校がありますし、即戦力の人材育成を目的にするTAFE (州立職業訓練専門学校)が100校もあり、注目を集めています。
 
■主な留学先の都市
シドニー
最大の都市シドニーは南半球を代表する国際都市であり、オペラハウスで知られた観光都市。世界で最も美しい都市のひとつといわれます。
ブリスベン
自然豊かなゴールドコーストに近いブリスベンはマリンスポーツのメッカです。
メルボルン
落ち着いた雰囲気の街として人気があります。
 
◎英語大好きユージの短期決戦(コラム)
印象的なオペラハウスで知られたシドニーに2週間の短期留学。
物価が日本より高く、ホテル滞在で約40万円也。
学友はブラジル、コロンビアなどの南アメリカ勢、フランス、スイス、スペインなどのヨーロッパ勢、それに日本、韓国、中東と国際色豊か。
独自のコース編成、レベルを同じくする少人数のクラス分けでフレンドリーな雰囲気のなかで学習できました。
 
 

■ニュージーランド


 
■どんな国?
大自然が魅力の国です。
英連邦王国のニュージーランドは日本の約3分の2の国土を持つ島国。南半球なので日本とは四季が逆ですが、夏は涼しく冬の強烈な寒波もなく1年を通じて温暖な気候です。首都ウェリントンや「シティ・オブ・セイル」と呼ばれるニュージーランド最大の都市オークランドのある北島と“ガーデン・シティ”の愛称を持つ緑豊かなクライストチャーチのある南島で構成されています。
 
標高のある高原では6月から10月はスキーシーズン。雪質が良く世界からスキー客を集めます。美しい雄大な自然はニュージーランドの魅力です。南島の「星が世界で一番美しく見られるスポット」と認定されたテカパ湖、世界遺産のフィヨルドの切り立った山並みを海面に写すミルフォード・サウンド、サザンアルプス最高峰のマウントクックと観光客を魅了してやみません。
 
■主な留学先の都市
オークランド
ニュージーランドには小規模な語学学校が多く、アットホームな雰囲気で初めての海外留学生もリラックスして学べます。
便利な都会生活を送りながら、街から少し離れれば世界に知られた豊かな自然が広がり、気軽にアウトドアを楽しめ人気があります。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
 商活動の活発なオークランドに真夏の1月に1週間の超短期留学。学費、生活費、ホテル代、航空券代などで29万円也。スタートが一緒の同期生が100名。ブラジルはじめ南米圏、アジア圏、ヨーロッパ圏と国際色豊かな学友たちとディスカッションを繰り返すクリエイティブな授業は真剣勝負。美しいビーチに魅惑的な島々、たくさんの白帆を張ったヨットが浮かぶ風景が心を和ませてくれるのでした。
 
 

■インド


 
■どんな国?
広大なインド亜大陸に、中国の人口に迫る13億余の人口をかかえるインド連邦共和国は、多民族・多言語の国です。公用語はヒンディー語ですが、公認されている言語が21もあり、方言を含めれば800種類以上の言語が日常会話され、地域差が大きくインド人同士でも会話が通じない場面も多いといいます。驚くことに紙幣には17の言語が印刷されています。

イギリスの植民地時代には子供たちを英語だけで育てた家族があり、現在でも英語しか話せない人々がいます。
あまり知られていませんが、インドは英語を話す人口が世界第2位の国なのです。英語は第2公用語として重要視されており、国民の英語能力は高く、大学では全て英語で講義されています。したがって、インド人の海外留学先はアメリカ、イギリスなどの英語圏が圧倒的です。

インドの気候はヒマラヤ山脈の山岳地帯からインド洋に面した亜熱帯地域まで地域によって大きく異なります。概ね4~5月の暑季、6~10月の雨季、11~2月の乾季にわかれます。猛暑の5月に北インドでは積雪がありますし、雨季といっても激しい雨が1時間程度で終わる地域もあれば、毎年のように洪水の被害が出る南インドのムンバイのような地域もあって地域差が非常に大きく一概にはいえません。タージ・マハールをはじめ世界遺産が多いインドでの観光地めぐりは魅力的ですが、長い歴史に裏うちされたインド文化は日本とはまったくの異質で、毎日の生活の中で驚くシーンが連続するでしょう。
それがインド留学の魅力でもあるのです。

■主な留学先の都市
ニューデリー
語学学校は政治の中心地ニューデリーがメインで多彩なコース、特徴を持つ語学学校があります。
一般英語学校から異文化に興味がある人にはアクティビティの盛んな学校、あるいは英米の大学、大学院に進みたい人はTOEFLなどの試験対策コースをもつ語学校があります。それに、ビジネス英語コースをもつ学校もあり、英語を学びながらヨガやインド料理なども学びたいという人にもフィットする学校、コースがあります。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
乾季で気温の低い12月のニューデリー1週間の超短期留学。学費、生活費、ホテル代、航空券代などで約16万円也。講師の英語を聞いて「あれ、インド訛りがないぞ!」が最初の印象。生徒はインド人と日本人の比重が多く、ベルギー、スペイン、サウジアラビアなどが続き、クラスは10名以下と少数。インド訛りがないと驚いた講師陣は英米の語学学校と遜色ないレベルと実感。
 
 

■スリランカ


 
■どんな国?
“インド洋の真珠”“インド洋の涙”といわれるスリランカは、北海道の8割ほどの国土をもつ美しい国です。イギリスの直轄植民地からセイロンとして独立し、1972年にスリランカと改称した共和国です。シンハラ人が使うシンハラ語とタミル人が話すタミル語が公用語ですが、連結語として英語が認められています。バーガー人やユーラシアンと呼ばれるヨーロッパ人との混血の人たちは英語を母語とし、スリランカ社会の指導的役割を担っており、コロンボに集住しています。
 
スリランカの気候はコロンボやキャンディの南・西部とジャフナやアルガム・ベイなどの北・東部とに分かれます。南・西部では10~11月が雨季で1日に何回も大量の雨が降り、12~3月の乾季は30度近くになりますが、高原は年間を通じて春のような天候です。北・東部は10~3月が雨季。5~9月が乾季となって気温差が大きく、30度を超えます

■主な留学先の都市
コロンボ、ニゴンボ
英語学校への留学費用はリーズナブルなうえに物価が安く人気があります。日本人が少なく、ともに英語を学ぶ学友との多国籍交流で得られる異文化の知 識・知見は有益です。
世界遺産のアヌラーダプラやポロンナルワの遺跡巡り、スリランカ最大の石窟寺院のあるダンブッラ、それにだれもが驚く“空中宮殿”シーギリヤ・ロック。ジャングルの中に聳える雄大な岩山山頂に5世紀に築かれたという宮殿が発見されたのは19世紀のこと。壁面に描かれた“シーギリヤ・レディ”とよばれる女性像は見るものを魅了します。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
首都コロンボの北に位置するニゴンボのホテルに滞在し、1週間の短期語学留学。治安がよく衛生環境も整い、温和な国民性で安心できます。語学校には日本人がいないマンツーマンの“リゾート留学”は貴重な体験でした。
 
 

■マレーシア


 
■どんな国?
海のシルクロードとよばれ、中世から中国、インド、中東、ヨーロッパからの貿易商人が入り混じり、その歴史が今日の複雑な多民族国家を形成しています。大雑把にいえばマレーシア語を話すマレー系、中国華僑系、インド系となりますが、地域による違いもあれば細分化される混血系の人たちもいます。まさに人種・民族の坩堝です。マレーシア語(マレー語)が公用語ですが、イギリス殖民地の時代を経て現在もイギリス連邦加盟国であることから英語が準公用語となっており、マレーシア語とともに民族間の共通語の役割を担っています。
 
マレーシアには世界遺産が4つあります。キナバル自然公園とグヌン・ムル国立公園、レンゴン渓谷の考古遺産、それにマラッカ海峡に望むマラッカなどの歴史的都市です。熱帯気候に属し、雨季と乾季がありますが、年間を通じて平均気温が高く、いずれの時期もスコールがあります。
 
■主な留学先の都市
クアラルンプール
英語学校はクアラルンプール、ペナンなどに多い私立語学校のほか、大学付属の語学校も数多くあります。日本の中学生程度の初級コースから上級コース、また実践的なビジネス英語や専門技術習得を目的とした語学学習と多彩なコースが用意されています。
マレーシアの語学校は、学費がリーズナブルなうえに物価が安く、治安もよいので人気があります。マレーシアがイスラム教を国教としているので中東からの留学生学生が多く、交流のなかでイスラムの宗教文化を感じることができるでしょう。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
クアラルンプールのホテルに宿泊して12月の1週間の超短期留学。学費、生活費、ホテル代、航空券代などで約19万円也。生徒の80%が中東諸国。イスラム教徒が多いので、驚いたことに校内に祈りの部屋がありました。授業は生徒同士のコミュニケーションを促すアクティビティが多く、楽しみながら学ぶことができました。
 
 

■フィリピン


 
■どんな国?
ルソン島、ミンダナオ島、レイテ島など7,000を超える島々からなるフィリピンは共和制国家。環太平洋造山帯に属し、地形は複雑で20世紀最大といわれた大噴火をおこしたルソン島のピナトゥボ山をはじめ活火山が多く、山麓には熱帯雨林が広がっています。気候は熱帯海洋性で1年の大半は高温・高湿度で、6月から11月は雨季、12月から5月が乾季となりますが地域差がかなりあります。ただ、台風の通り道であり年間平均19回通過し、年間降雨量が5,000mm.を超える地域もあります。
 
民族構成はマレー系が95%、中国系が1.5%と一見シンプルですが、言語的には100を超える民族グループに分かれる多言語国。言語グループが違えば意思疎通もままならないことから、フィリピン語と英語を公用語とするバイリンガル教育政策を執っています。小学生から国語と歴史はフィリピン語で、ほかの科目は英語で授業しています。そのため街には英語の看板があふれ、ほとんどの生活シーンで英語が通じます。英語を母国語としない家族が字幕のないアメリカ映画を笑いながら観ている光景は日本では想像できないでしょう。
 
■主な留学先の都市
セブ島
マリンスポーツなどを楽しみながら学習する学校もあれば、郊外の静かな環境で集中して学習するのに向いている学校もあります。特にセブ島には特徴のある語学校が集中しています。フィリピンの語学校が人気なのは、マンツーマン形式の授業が多く、しかも1日の授業コマ数がアメリカやイギリスの語学校に比べて格段に多く、短期間に凝縮して学べることです。
 
そして、フィリピンの語学校の入学費用はリーズナブルで物価も安く生活しやすいのです。英語を母国語としないフィリピンの英語に不安を持つ人もいますが、アメリカ式のスタンダードな英語です。セブ島のモアルボアルの白い砂浜と青く澄んだ海をはじめ海の美しい風景はたくさんあります。またフィリピンには、マニラのサン・アグスチン協会などのバロック様式教会群、ハミギダン山野生生物保護区など世界遺産が8つあり、観光客を集めています。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
マリンスポーツのメッカとして知られるセブ島で4月の1週間の超短期留学。学費、生活費、航空券代などで約19万円也。人気のセブ島なので日本人が70%と圧倒的。校舎と宿泊設備が一体となっており、1人、2人、4人、6人部屋から選択でき、家族用の広い部屋まで用意されています。授業はマンツーマンレッスンが中心で、授業数や目的別コースの選択も自由。みっちり勉強したい人にお勧めです。
 
 

■インドネシア


 
■どんな国?
共和制国家のインドネシアは、東西5,110km、人口約2億3,000万人という世界第4位の人口を誇り、世界最大のムスリム人口を有しています。14,000を超える島を持つ島嶼国であり、民族もジャワ人をはじめスンダ人、マドゥラ人など300を超え、言語もインドネシア語を公用語、母国語としています。日常生活で使われる言葉は600種類近くもあるといわれます。まさに多言語・多民族国家です。

■主な留学先の都市
バリ
バリ島の語学校が人気です。学費が安いことと、コースによりますがマンツーマン授業が多く、しかも1日の授業コマ数が多いので短期間にスキルアップが可能なことで注目されています。信仰心のあついイスラム教徒のバリ島は“神々の島”と呼ばれ、癒しの国とされます。治安が良く、留学生活に不安はありませんし、6割の人が英語を話せるといわれます。赤道直下のインドネシアは熱帯性気候で雨季と乾季に分かれます。概ね5~10月が乾季ですごし易く、11~4月が雨季。午後になると決まったようにスコールが降り、湿度も高くなります。
 
リゾート地として名高いバリ島にはすばらしいビーチのスミニャック、サーフィンも楽しめるウルワツ寺院はじめ数多いです。ジャワ島まで足を伸ばして世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥ―ル、王宮文化を伝えるジョグジャカルタ、「ブルーファイア」といわれる神秘の青い炎が見られるイジェン火口湖なども訪ねたいところです。
 
◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
乾季で過ごしやすい9月のバリ島に1週間の超短期留学。
学費、生活費、航空券代などで約20万円也。
学校側で用意してくれたホテルは学校から徒歩3分、プールや庭園のあるリゾートホテル風。しかもホテル代はタダ。
驚くことに学生は100%近く日本人。授業は初級~中級者を対象に1日に50分授業が7コマ、うち5コマがマンツーマンレッスンという猛烈さ。
確実にブラッシュアップできるよう徹底しています。
 
 

■南アフリカ


 
■どんな国?
アフリカ大陸最南端の南アフリカ共和国は、1991年に人種隔離政策の基幹諸法が廃止され、民主化が進んだ今ではアフリカ最大の経済大国です。首都機能が3分割されており、3つの首都がありますが、行政府を置くプレトリアが首都と認知され、各国大使館が置かれています。黒人、白人、カラード(混血)、インド系、中国系と人種の坩堝であり、公用語は英語、オランダ語から派生したといわれるアフリカーンス語、バントゥー諸語など11言語あります。

ただ、実質的に公用語として機能しているのは英語です。大学の授業もほとんどが英語で行われています。喜望峰回りのヨーロッパ・インド航路の補給基地建設から始まったケープタウンは“マザー・シティ”と呼ばれる大都市です。大学や語学学校が多数あり、海外からの留学生も多いのですが、ヨーロッパからの留学生と南米からの留学生が8割を占め、日本人留学生はごく少数です。日本語が使えず、英語漬けでみっちり英語力をつけたいという人に最適です。

■主な留学先の都市
ケープタウン
金鉱山開発で発展し最大の都市となったヨハネスブルグにも英語学校は多く、ケープタウンと同じ環境でスキルアップを目指す留学生が多いですね。
この街はテレビ局や新聞社、出版社が多く、南アフリカの文化の中心です。一年を通じて比較的温暖な気候ですが地域差があります。東部の海岸は暖流のモザンピーク海流で暖かく、西部の海岸は寒流のベンゲラ海流の影響でそれほど暑くなりません。

南アフリカは多様な環境に適応した独自の植物の宝庫です。世界の植物の10%、約2万4,000種の植物の原産国といわれます。世界遺産に指定されているカーステンボッシュ国立植物園はテーブルマウンテンの南斜面にあり、百花繚乱の8~10月には特に観光客でにぎわいます。

◎英語達人ユージの短期決戦(コラム)
テーブルマウンテンの麓のケープタウンでホテルに滞在し、温暖な乾季の2月に1週間の超短期留学。学費、生活費、ホテル代、航空券代で約31万円也。ヨーロッパ諸国と英米諸国からの生徒がほとんどで日本人はごくわずか。英語を使うほかない理想的な環境。芝分の上での青空教室でリラックスした授業が行われ、生徒同士の自由なディスカッションは、さまざまなお国柄を知る良い機会でした。
 
 

■まとめ

上記のように、留学できる国や都市は整理できないくらいたくさんあります。基本的には、インターネットや旅行雑誌などで十分なので「この国はどんな国かな~」と軽い気持ちでリサーチして貰うところからはじめるのがいいと思います。各国の特徴を知っていると、留学エージェントに相談する時も、自分で理解できることが増えるので、ちゃんとした判断がしやすくなります。
 
また、日本からの距離や物価、時差などもあらかじめ知っておくと、学校選びと費用を考えるときにも役に立つので、まずはリサーチからはじめていただくといいと思います。


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